松本人志をものまねする前坂淳平って誰?
ものまね界に突如現れた、松本人志のすべらない話が激似!!と騒がれている男がいます。
その名は「JP」という芸名で活動されています、本名前坂淳平。
1983年7月31日生まれの33歳。話題になったきっかけが、ものまねグランプリで「人志松本のすべらない話」のネタをやり、激似だと評価されたようです。松本人志以外にも、お笑い芸人から俳優、ミュージシャンまでマネしています。
このものまね芸人になる前は、NSCに入学し、コンビを組みコンテスト等で結果を残していたようですが、その後は方向転換をし声優養成所へ通い数々のものまねレパートリーを増やしてきました。
せっかくお笑い芸人として、コンテストでも結果を残せるほど実力はあったのに、なぜものまねの道へと進んだのは分かりませんが、その決断は結果オーライというところでしょうか。
実際に彼が松本人志のものまねをしているところを見ましたが、率直な感想としては特徴は掴んでいると思います。しかし、激似だと騒がれるほどのことなのか?!というところでしょうか。
松本人志の真似をする人は少ない
今まで松本人志のまのまねをする人自体少なく、すぐに頭に思い浮かぶのは「ダウソタウソ」として活躍されている、シークレット松本。彼も似ているのかと言われれば、決してそうではありません。
相方の浜田雅功のものまねをしているデコピン浜ちゃんの顔面のクオリティが面白いこことコンビを組んだことにより、注目されるようになったくらいで、松本のものまねが本当に上手いと言える人は未だかつて居ないと思います。
この前坂淳平のネタの内容から言いますと、セリフとしては松本が過去に実際言ったことであったり、言いそうなことを言えばそこは良い評価をされる対象となると思いますが、問題は声です。
すごく頑張ってるのですが、ナヨナヨした印象です。実際の松本はそのナヨナヨさを感じた事は一切ないですし、キャラクターの設定上そういう喋り方をしている時もありますが、「ガキ使」のトークを見ていてもむしろ、怒鳴っている印象ですよね。
自身の著書でもただただ怒っている。がその怒りから笑いが生まれるというほどです。芸能人の方々はやはり特徴的な方々ばかりなので、ものまねもしやすいという点もあるが故にいろんな方が、たくさんのものまね芸人によってネタとされています。
しかし、このものまねという芸には二種類あると思います。一つは、そこまで真似るというクオリティーは高くなくてもネタとして笑えるというタイプ。そして、もう一つは、笑わせたいというよりは真似るクオリティーで勝負したいというタイプです。
前坂淳平は松本人志をリスペクト?
前坂淳平の場合は後者であると見受けられますが、後者のタイプのものまね芸人に一番求められる事。それは、「マネをさせて頂いている本人へどれだけリスペクトをしていることがネタに表れるか」という事。
どれだけ上手いと世間から評価されていても、その本人のイメージダウンにつながることは御法度だと思いますし、その本人のファンの方々にどれだけ受け入れてもらえるかも重要だと思います。
ファンの方々は一番その本人の特徴を知り尽くしていると思いますし、それを愛していると思います。そこをいかに嫌味なくやれるかがすごく大切。そして真似る側のその本人への気持ちは露骨にネタに表れます。
特に思い入れのない人を真似ているネタは正直その程度かで済まされてしまうと思います。しかし、昨今のものまね界にはそんなパターンが多い気もします。
以前はものまね四天王と呼ばれる人たちがいるほど、盛り上がっていましたが最近はちょっとそのクオリティーやプライドを感じられる人たちは少ないのではないでしょうか。
松本人志のものまねをする事で世間から注目されるようになった前坂淳平には、是非とも昨今まれに見るタイプの芸人になってもらいたく思います。彼が実際のところどこまで松本人志をリスペクトしているのかは分かりません。
しかし、NSCへ入学をしている以上、世代的に考えて少なくともダウンタウンに憧れてお笑い芸人を目指した人たちの中の一人であると思います。ものまね芸人となって松本人志を笑わせ、松本信者たちを唸らせるものまねをみせてもらいたいですね。
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