嫌いな芸人1位に松本人志の本音とは?

嫌いな芸人1位に松本人志の本音とは?

松本人志

 

昨年2018年に週刊文春が好きな芸人・嫌いな芸人ランキングを発表しました。好きな芸人1位はサンドイッチマン、2位が明石家さんまさん、3位がダウンタウンでした。

 

 

 

毎年ずっと1位だったさんまさんをサンドイッチマンが抜いたということで、話題になりました。そして、嫌いな芸人1位がダウンタウン、2位が明石家さんまさん、3位がとんねるずという結果になりました。

 

 

 

これってすごく不思議な現象だと思いませんか。好きなランキングにも嫌いなランキングにも上位ランクインしているということで、どれだけ多くの人がダウンタウンと明石家さんまさんを認識しているかということでもあると思います。

 

 

 

ちゃんと知っていなければ、その芸人さんを嫌いと判断することは難しいと思うんです。なので、この二組は今の吉本興業のツートップであり、日本のお笑い界の中でも2大巨頭と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

そんな結果を受けて松本さんは、毎日人を楽しませたいと頑張っているのに嫌われると本音をポロリ。誰でも人に嫌いと言われてショックを受けない人なんていないですよね。

 

 

松本人志を嫌いな理由

 

私自身、松本さんを嫌いと思ったことが一度もないので、そういった方たちの気持ちが正直全く分からいのですが、嫌いという人の多くの意見であるのは、ダウンタウンの笑いには品がない。

 

 

 

浜ちゃんのツッコミが怖い、いわゆる松本信者じゃないと理解しずらい笑いであるというものが挙げられます。品がないということに関してはお笑いをやる人間にそもそも品を求めるのはどうなのかと思ってしまいます。

 

 

 

浜ちゃんのツッコミに関してはそれがあるからこそ、ボケが引き立っているのではないでしょうか。松本信者については、松本さんの物事に対する目線を感じることが出来れば、ボケの意味が分かりやすいと思います。

 

 

 

これは説明するのが難しいフィーリングの部分なので、なんとも言いようがないところです。以前何かの番組で松本さんが、“笑い”がちゃんと分かる人間が少なくなってきた。と言っていました。

 

 

 

今やテレビは何かにつけてコンプライアンスを気にし過ぎだと思うんです。“イジり”と『いじめ』を区別出来なかったり、あれはだめ、これは良いの線引が曖昧だったりと番組制作が本当に難しくなっています。

 

 

本当の需要とは?

 

そんな中で、一週間を通してバラエティ番組で長くMCを続けている芸人はやっぱりダウンタウンではないでしょうか。

 

 

面白くて人気が出たから、深夜枠からゴールデンタイムに移動してきたけど、結局内容的にコンプライアンスを気にして深夜枠に戻りますという番組が多々あります。

 

 

 

しかし、ダウンタウン、浜田さん、松本さん個人の番組に関してもずっとゴールデンタイムで何年も続けていられるということが、どんなランキングよりも信憑性がある視聴者の需要なのではないかと思うのです。

 

 

 

数年前に同級生でありダウンタウンの番組には欠かせない放送作家である高須光聖さんとのラジオ「放送室」で松本さんは、そもそも(○○ランキングや??調査などの)調査を信じてないとキッパリ断言されていました。

 

 

 

どこの誰にどれだけの人数に聞いたのかとかなど、どの程度の調査でランキングを付けられているか分からないようなものに一喜一憂しないとおっしゃっていました。

 

 

 

なので、この週刊文春が発表したランキングも「毎日人を楽しませたいと思って頑張っているのに嫌われる」と発言しながらも、正直なんとも思ってないんだろうと私は思います。

 

 

 

むしろ、そのランキングを見てのリアクションでどういった笑いにしようかと、結局こんな時でも常に楽しませるということを忘れないスタンスでいることに、私は松本さんらしさを感じてしまうのです。

 

 

 

これほどまでに、お笑いというもの、芸人ということ、そして後輩芸人たちについて常に考えてあげている人はいないのではないかと思うくらい、松本さんはお笑い芸人である事に誇りを持っていると思います。

 

 

 

しかし、NSC(吉本お笑い養成所)で目から血が出るくらい常に笑いのことを考えろと指導しているVTRを見て松本さんは、僕はそんなに血が出るほど考えたことはない。って笑いをとっていました。