松本人志,MHK

松本人志のコント番組「MHK」は失敗したの?

コント

 

 

ダウンタウンと言えば、漫才で売れてきたコンビであることは有名です。

 

 

しかし、後の「ダウンタウンのごっつえぇ感じ」で松本人志が企画・考案するコントのおもしろさで絶対の地位を確立しましたよね。

 

 

 

 

ゴールデンタイムで放送されることにより、ダウンタウンのコントの人気も確立されることになりました。しかし、人気が出るにつれて今度は批判もたくさん受けることになります。

 

 

 

子供に見せたくない番組ランキングみたいなものに常に上位にランクインするようになり、あんな下品な番組は嫌いだという意見も芸能界から発せられたりするようになりもしました。

 

 

 

その他にもたくさんの理由が重なった中で、番組は打ち切られることになってしまいました。それ以来、ダウンタウンが揃ってコントをすることはなく、ダウンタウンの冠番組はトークやロケばかりとなっていきました。

 

 

 

松本人志が作ったコントを見る機会が激減してしまい、ファンとしては寂しいところがありました。今のテレビ業界のご時世、いろんな規制が厳しく、制作費も以前とは比べものにならないほど減りました。

 

 

 

 

2010年に行われたMHK

 

 

こんな環境の中で、松本人志はコントを作ることはしたくなかっただろうし、現に出来なかったんだと思います。そんな中、2010年の10月にNHKで「松本人志のコントMHK」という番組が放送されていました。

 

 

 

45分番組で、計5回放送、第一回目にはゲストとして浜田雅功が出演していました。この番組でもいくつかのキャラクターでのコントがありましたが、やはりそこはNHK。

 

 

 

コントの内容、編集に関して以前のような批判を受けやすいものはなく、万人向けに作られたものであるという感じのものではありました。しかし、それでも松本人志が作り上げたコントがそこにはありました。

 

 

 

おそらくいろんな制約、規制の中に作り上げられたものであるが故に、シュールさが増していて、この笑いを理解出来る人が今の時代にどれだけ居たのでしょうか。

 

 

そのためか、この番組に関するネットの中の意見としては、“松本人志の腕が落ちた”とか、“つまらなさすぎる”など、番組の内容ではなく松本人志の笑いのセンス自体を批判するものが多く目につきました。

 

 

 

さまざまなネガティブ意見が載せられてはいましたが、果たして本当に松本人志のコントの面白さは無くなってしまっているのかというと、私は一切そんなことはないと思います。むしろNHKでよくここまでコントを作ったなと思いました。

 

 

 

そもそも、松本人志とNHKというこの関係にとても違和感を覚えます。一番出たくないというか出ることがなさそうなテレビ局でありますが、その点においても松本人志にとっては一つの挑戦だったのではないかと思います。

 

 

 

 

松本人志が映画を作る理由

 

 

今の時代背景の中、限られた少ない予算の中、いろんな規制の中でどこまで自身の力を発揮出来るのか。最近のお笑い業界の傾向として、M-1グランプリがあり、R-1グランプリがあります。

 

 

 

また、キングオブコントがありとお笑い芸人が自分のお笑い人生すべてをかけて優勝目指し、日々精進している中で「ダウンタウンに憧れてこのお笑いの世界に入ったんです。」という若手芸人さんが多くいます。

 

 

 

しかし、誰も松本人志を恐れさせるセンスの持ち主が現れてきてないように思います。もちろん松本人志自身がそのセンスで作り上げる笑いは、パターン化されているものでもなく、緻密に計算されているものでもありません。

 

 

 

松本人志にしかないモノで作り出されるから誰もマネをしようと思っても出来ないし、超えることなど無理なことだと思います。松本人志の笑いに関して、腕が落ちただの、昔よりおもしろくなくなっただの言っている人がネットでは多くいます。

 

 

 

そんな、松本人志の笑いが理解できない世代が増えてきた。それはなぜか。松本人志のコントを見る機会がないからだと思います。ありきたりな定番化されたコントばかり見ていることに原因があるように思います。

 

 

 

シュールすぎる松本人志のコントを見ると、正直んっ?!ってなってしまう感じがしまうのかもしれません。それだけ、ハイセンスなんですよね松本人志のコントは。

 

 

何度も同じものを見て、見る回数が増えれば増えるほど笑ってしまうところがあるのはそんな理由からではないでしょうか。あの番組自体は決して失敗したわけではないと思います。

 

 

 

その番組を発信した相手が失敗だっただけであり、もっと松本人志の笑い、コントを見れる機会を増やして欲しいと個人的には思います。作りたものが今のテレビではなかなかつくれない。そのために、松本人志さんは映画を作っているのかもしれません。

 

 

 

 

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