松本人志と中山秀征の確執について暴露！
今や松本人志と言えば、大物お笑い芸人、芸能界のご意見番と誰もが知る有名人です。
一方、中山秀征は有名司会者というポジションのイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。
先日、「櫻井有吉のあぶない夜会」という番組に中山秀征が出演されていました。その時に今田耕司との確執を告白しました。彼ら二人は21年前に「殿様のフェロモン」という番組のMCをしていました。
その当時ですでに中山秀征はレギュラー番組を多数持つ売れっ子としてテレビ界に君臨していたのですが、今田耕司はやっと東京進出を果たし、まだまだ知名度が低い状況でありました。
年齢は今田耕司のが一つ上ですが、テレビ業界ではかなり中山秀征の方が先輩のように認識されている環境にあったと思います。その番組をきっかけに二人は犬猿の仲となってしまったのです。
東京に進出してからは、ダウンタウンの番組によく出演し、ダウンタウンファミリーの一員の人としての認識を私自身はしていた今田耕司。おそらく松本人志にも今田耕司は中山秀征の気にくわない話をよくしていたのでしょう。
松本人志と中山秀征のスタンスの違い
その頃のダウンタウンと言えば、レギュラー5本と今でも続いている冠番組を持っていました。松本人志は番組の構成会議にも出席し、天才松本の頭をフル回転させて一つの番組を作り上げていくスタイル。
レギュラー5本プラス特番とプライベートの時間はどんどん無くなり、頭の中はいつでも番組のことを考えている日々だったそうです。しかし、これこそがプロがこなす仕事というものであると松本自身も自負していました。
そんな松本人志が、中山秀征のことを著書「遺書」の中で、“ババロア頭の君に告ぐ！プロの仕事はこれじゃい！”と自慢げにレギュラー番組の数を自慢していた当時の中山秀征を否定しています。
話を聞いてどう思ったのか。レギュラーを多数持っているだけで売れっ子であると思っているオツムのないやつ。そう思っていたのかもしれません。
これだけ番組を作り上げることにオツムを使い尽くしている状態で抱えられるレギュラーは5本が限界で、理想をいうなら3本にしてもらいたいくらいであると綴っています。
なのに、レギュラーが10本以上って‥。渡された台本通りに何も考えずただ番組をこなしていくだけの中途半端ななタレントですと言っているのと同じことである。そんなことを自慢げに言うな！と呆れていたといいます。
レギュラー番組の数こそが芸能界での人気、実力に比例するという何ともオツムのないやつが考えそうなこの方程式を松本人志は完全に否定しました。その後、中山秀征と今田耕司は共通の友人を通じて和解することが出来たようです。
しかし、ダウンタウンと中山秀征の和解は未だ出来ておりません。当時は中山秀征側が、ダウンタウン潰しを計画していたと噂され、松本人志も今田耕司に中山秀征を潰してこいなどと言っていた時期があるそうです。
松本人志と今田耕司はファミリーではない
そもそも松本自身、今田耕司をダウンタウンファミリーや松本軍団といった師弟関係があるかのように認識をされていることに違和感を覚えていましたから、本当に潰してこいなんて言ったのかという疑問もありますけどね。
なぜ、松本人志は今田耕司や東野幸治らを番組で使うのかと言えば、ただ単にファミリーだからなんてチープな考えではなく、松本自身のためです。彼らと居る時に自分のお笑い筋肉が鍛えられているからと話ています。
最後に、松本人志が中山秀征のことを言ったであろう言葉で好きな表現があります。“船に乗っているオレはいつか目的地に着くだろう。しかし、キミは目的地につくのかな。その14個の浮き輪で‥。キミの前に目的はあるの？”
14個の浮き輪というのは、彼が当時自慢していたレギュラー番組のことを指していますが、真ん中が空いている浮き輪を中身のない彼の番組を比喩し、番組の企画構成からがっちり構築してきたものを船と例えています。
これから先二人が共演することがあるのかないのか分かりませんが、敢えて浮き輪の行く末を松本人志と共に見届けてみたいものです。14個あった浮き輪はいまいくつとなって彼を支えているのでしょうか。
この二人の関係というのは、芸能界という世界で何に価値をおくのか。そのスタンスの違いからうまれていたのではないでしょうか。私自身は中山秀征さんも好きなので、こういう話題には複雑な気持ちがしてしまいます。
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