松本人志にした指原莉乃の神対応とは?
松本人志さんと指原莉乃さん。どちらも今や何でもない発言一つでもネットニュースになってしまうほど、世間の注目が集まる二人です。
そんな二人がよく共演しているのが、『ワイドナショー』です。普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を持ち寄ってニュースを見ていく番組ですが、特にアイドル系の話題を取り上げる時などに指原さんは出演されていることが多くあります。
最近最もこの二人の番組中に関する言動で世間をざわつかせたのは、NGT48のメンバーがファンを名乗る男二人に暴行を受けたというニュースに対してのコメントです。
同じ48グループとして指原さんがしたコメントに対し、松本さんは『そこはお得意の体を使って何かをするとか…』という発言。
恋愛禁止であり、常にクリーンな印象であることを最も必要とされる職業であるアイドルに対しての言葉にしてはとても過激なものに受け取られるものだったのかもしれません。
言われた当人の指原さん自身も後にこの日の収録について振り返ると、ニュースに対するコメントをすることに精一杯で、松本の発言に対し驚くことしか出来ず、まっちゃんすべってんじゃない!?くらいにしか、思えなかったと言います。
この放送後、ネット上では松本の発言に対してひどいセクハラだ、なんだと炎上してしまいましたが、それに対し指原さんがツイッターで「松本さんが干されますように」と冗談を交えてのフォローをいれたことが、神対応だと称賛されたようです。
炎上を爆笑にする指原
更にこの何週間後には、指原さんがワイドナショーに出演しこの炎上に対しても、自分の反応も良くなかった。今度このようなことを言われた時には、すぐにビンタすることにします。とコメントし、炎上を爆笑にかえて再度松本をフォローするかたちとなりました。
今や、個人の何気ない言動がいつどのような形で揚げ足を取られ叩かれるか分からないネット社会。情報番組のコメント一つにしても、とても慎重に言葉を選びながら発言しなければならないという出演者にとってはやりづらい環境になっていると思います。
そんな中で、同48グループの運営の対応について批判が多くあることに対し、発言を迫られた指原さん。すごく難しいポジションでの意見だったと思うのです。
世間からすれば、所属しているグループ側の立場で対応について謝罪を込めた発言をしなければならないのではないかと考える一方で、指原さん自身も現役アイドルである以上、同じような怖い場面に出くわす恐れもあり、その時にしっかり運営側が対応してくれなければ困るという考えもあったと思います。
ありきたりな発言をしない松本人志
その意向をくんででの、松本の発言だったのではないかと思います。他の番組のようなありきたりなコメントしかしないのであれば、そもそも松本さんが情報番組のコメンテーターをやる必要もないし、本人もそんなつもりで出演しているわけではないと思います。
松本さんならではの目線や他の番組とは違う観点で、ニュースを斬るからこそ注目され人気のある番組だと思うので、指原さんが細かいことを気にせずに、この番組では自分の思ったことを自分の言葉で言っていいと思うよ、と言う松本さんの優しさがあのセクハラ発言に繋がったのではないかと思います。
なので、松本さんからの神対応に対して、指原さんも神対応でお返ししたという、二人の信頼関係が作り出したプロ意識の高い出来事だったように見えたのは、私だけでしょうか。
しかし、アイドルに対して『からだを使って』という敢えてイメージとは真逆の言葉を使うという笑いのセンスを、今はもうただのセクハラ発言と片付けられてしまう世間の目。
90年代のお笑いの一時代を築いたダウンタウン、松本さんにとってはどんどんやりづらい環境になっているのは否めないでしょう。
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